あまがさきじょう
兵庫県尼崎市北城内27番地
尼崎城は1617年(元和3年)に入封した戸田氏鉄によって築かれた城です。 一国一城令後の築城であり、本丸には4重4階の天守が築かれるなど、5万石の大名には大きすぎる居城でしたが、これは幕府が西国大..
尼崎城は1617年(元和3年)に入封した戸田氏鉄によって築かれた城です。 一国一城令後の築城であり、本丸には4重4階の天守が築かれるなど、5万石の大名には大きすぎる居城でしたが、これは幕府が西国大名の監視を命じていたためです。 1635年(寛永12年)に氏鉄が大垣城へ転封となると、替わって入封した青山幸成によって改修されました。 1711年(宝永8)以降は桜井松平氏が城主をつとめ、そのまま明治維新まで残ったのですが、1873年(明治6年)に廃城となっています。 2015年(平成27年)、旧ミドリ電化(現エディオン)創業者の安保氏が私財を投じて天守を建設することが発表されました。 2018年(平成30年)11月に石垣部分を含め、高さ約24メートルの5階建ての新天守が完成し、尼崎市に寄贈されました。2019年(平成31年)3月29日に尼崎城址公園内で一般公開されました。
阪神電鉄・尼崎駅から南東に歩いて約5分
500円
あり