せいがんじ
山形県寒河江市大字白岩153
永和2年(1376)浄土宗3祖鎌倉光明寺開山記主禅師良忠上人門流一向上人の流れをくむ得阿法残上人が、近江国蓮華寺末出羽国天童仏向寺末寺として念仏寺の当山をひらかれました。 爾来6百余年、その間2度..
永和2年(1376)浄土宗3祖鎌倉光明寺開山記主禅師良忠上人門流一向上人の流れをくむ得阿法残上人が、近江国蓮華寺末出羽国天童仏向寺末寺として念仏寺の当山をひらかれました。 爾来6百余年、その間2度の大火にあい堂宇悉く類焼しましたが、文化11年当地方ではめずらしい土蔵式本堂が建立され今日に至っています。その外、天正年に不動堂、昭和63年に本堂(通称新堂)、平成元年に義民堂等が建てられています。その内、特に寺伝によると、付属堂不動堂(境内外)の創建は、貞観元年(鎌倉時代)慈覚大師湯殿山参詣の途次の開山となっており、現堂宇は天正5年(安土時代)です。 また、境内にある義民堂は、寛永15年(361年前)の百姓騒動の犠牲者三十八名の慰霊碑です。 堂内の仏像等は旧堂は弥陀坐像。新堂は善光寺式三尊像を中心に安置されています。
米沢山
浄土宗
阿弥陀如来
山形十三仏霊場 第十番礼所
無料
有り