ひめみやじんじゃ
宮城県黒川郡大和町落合報恩寺字乳母神15
第103代後土御門天皇の室町時代文明18年(皇紀2146年・西紀1486年)3月10日、山城国伏見稲荷大社より勧請と伝えられている。このころの領主は黒川家、代々の尊敬厚く、天正18年第9世晴氏(慶長..
第103代後土御門天皇の室町時代文明18年(皇紀2146年・西紀1486年)3月10日、山城国伏見稲荷大社より勧請と伝えられている。このころの領主は黒川家、代々の尊敬厚く、天正18年第9世晴氏(慶長4年没)伊達政宗に滅ぼされて後は、一時社頭荒廃したが、郷士平某これを再興し、明治に至る。社殿明応5年造立、拝殿嘉永2年3月改築した。明治5年村社に列せられ、大正14年12月4日神饌幣帛料供進神社に指定され。昭和60年旧暦3月10日御鎮座500年式年大祭を斎行し、昭和62年7月1日より3ヶ年間、神社本庁神社振興対策指定神社に指定された。稲荷大神を祀るに、「お姫の神様として崇められ、近時稲荷の神使である白狐の焼物を奉納するものが多く、幣殿に無数並べられている。神使の白狐は、家難、災難を察知し、疫病をはらい、稲荷大神の霊威を振起し、五穀豊穣、商売繫盛、福徳円満の吉兆を授けることから、古来より各家の屋敷神として祀り、広く信仰されている。
宇迦之御魂神
旧村社
元旦祭、正月元旦。秋祭、旧暦9月10日。夏祭、8月吉日。新穀感謝祭、11月吉日。