てんじんちょうきたのじんじゃ
東京都新宿区天神町63
創建年代は詳らかでないが、往古より天神町の天神と崇敬せられ、天神町の名称もこの神社の鎮座あるため名付けられたという。しかるに境内には稲荷の社もあるため、嘉永年間(一八四八-五四)のころは住民の信仰は..
創建年代は詳らかでないが、往古より天神町の天神と崇敬せられ、天神町の名称もこの神社の鎮座あるため名付けられたという。しかるに境内には稲荷の社もあるため、嘉永年間(一八四八-五四)のころは住民の信仰は稲荷の神に帰して、たんに稲荷社と呼称するに至り、その時代の古絵図にもたんに「イナリ」と掲記されているのは、この伝説を裏付けるものと思われる。現在は天神さまと称している。昭和二十年五月戦災により、社殿その他いっさい焼失した。(東京都神社名鑑より)
赤城神社の兼務社
東西線神楽坂駅から徒歩6分