さいふくじ
大阪府和泉市桑原町152
鎌倉時代に東大寺復興に尽力した俊乗坊重源がこの地で生まれたとの伝説があり、西福寺も重源開基と伝えられている。 桑原町の地場産業である花卉栽培も、重源が宗から水仙の球根を持ち帰り、栽培法を伝えたこと..
鎌倉時代に東大寺復興に尽力した俊乗坊重源がこの地で生まれたとの伝説があり、西福寺も重源開基と伝えられている。 桑原町の地場産業である花卉栽培も、重源が宗から水仙の球根を持ち帰り、栽培法を伝えたことに始まるといわれている。 境内には重源の墓所や「雷井戸」がある。西福寺の雷伝説は、境内の井戸に雷が落ちたとき、老女が蓋をして雷を閉じ込めた。許しを請う雷に「ここは桑原という土地だ。今後この地に落ちないと誓うなら出してやろう。」といったところ、雷がそれを誓ったので逃がしてやった。 以後、この地には雷が落ちないという。雷鳴が鳴ると「クワバラ、クワバラ」というのは、それに由来する。
無量山
高野山真言宗
十一面観音菩薩
重源
重源忌(4月18日)
7:00-18:00
有り