でんしんじ
神奈川県横浜市金沢区町屋町16-28
横浜市金沢区町屋町にある伝心寺は曹洞宗のお寺で嗣法山伝心禅寺という。創建は宝治元年(1247年)、開基は執権北條時頼公とされており、宝治元年8月から翌年3月まで曹洞宗初祖永道元禅師がこの寺で説法した..
横浜市金沢区町屋町にある伝心寺は曹洞宗のお寺で嗣法山伝心禅寺という。創建は宝治元年(1247年)、開基は執権北條時頼公とされており、宝治元年8月から翌年3月まで曹洞宗初祖永道元禅師がこの寺で説法したという記録が残っている。本尊は釈迦如来で、脇仏に普賢菩薩と文殊菩薩を配する。 寺は数回の火災等に遭ったが、大永元年(1521年)北条氏繁公が道了山(どうりょうざん)より養拙宗牧(ようせつしゅうぼく)大和尚を招いて開山として再興した。北条氏繁公(天文5年(1536年)〜天正6年(1578年))は常陸介を名乗り、玉縄城主を務め、後に岩槻城城代、鎌倉代官なども務めた戦国時代の武将である。 延宝4年(1676年)当寺の伝海という若い僧が、遭難の多かった近くの海辺の道の安全を願って、入定塚に入り、入定しました。この入定塚はシーサイドライン海の公園南口駅近くにあり、今も道行く人々の安全を見守っています。
嗣法山(しほうざん)
曹洞宗
宝治元年 (1247年)
釈迦如来
養拙宗牧
北条時頼
嗣法山 傳心禪寺
横浜金沢七福神 毘沙門天