えいりんじ
東京都八王子市下柚木4
当寺は武相十郡の太守、滝山城主大石定久公の支城の一つであった由木城を、大石定久公よりゆずり受けて種長純禅師が開山した寺で、最初は道俊院心月閣と称していた。 天文十五年大石定久公の養子である八王子城..
当寺は武相十郡の太守、滝山城主大石定久公の支城の一つであった由木城を、大石定久公よりゆずり受けて種長純禅師が開山した寺で、最初は道俊院心月閣と称していた。 天文十五年大石定久公の養子である八王子城主北条氏照公により、七堂伽藍の完備した大禅寺を完成し、永麟寺と改名する。天正十九年十一月、徳川家康公が当寺に巡拝の折り、朱印十石、公卿格式拾万石を受けて大名寺となり永林寺と改名する。天正十五年には後陽成天皇より勅願寺の輪旨を賜わり、護国禅寺となり、当地方の別格本寺となる。
金峰山
道俊院
曹洞宗
大永七年(1527年)
釈迦牟尼佛
一種長純大和尚
滝山城主大石源左衛門尉定久公
八王子城主北条氏照
武相卯歳観音霊場四十八ヶ所41番