あんじひめじんじゃ
兵庫県姫路市安富町三森13
比売神は、遠く人皇十三代成務天皇の御宇甲申年、当所に勧請し祭祀されたと伝えられ、安富町関を除く十ニケ村を氏子とする古い社である。
播磨国風土記には、伊和の大神が安師比売神に求婚したが拒絶され..
播磨国風土記には、伊和の大神が安師比売神に求婚したが拒絶され、怒った大神が、川上を石でせきとめて、三方の里(一宮町三方)の方へ流したので水の少ない川になった。この川は、神の名を採って安師川といい、これまで酒加の里、後に山守の里といったのを川の名によって安師の里と改名したと述べている。
古くは播磨国の主要な24社中の中に数えられ、播磨国総社に合祀され、室町時代初期の峰相記 (みねあいき) にも見える。慶長検知の記録によると、安志加茂神社・名阪八幡神社とともに、それぞれ畠二反が免祖地に認められ、江戸時代の記録では、この三社が、安志谷氏神三社とされている。(兵庫県神社庁)
安志姫命
無格社
人皇十三代成務天皇の御宇甲申年
一間社流造