かんのんじ
広島県福山市北吉津町1-5-23
福山城の築城に際し,城郭の東北端,艮方角の鬼門守護のために建立されたと推定される寺院で,慶安4年(1651年)建築の棟札がある。 随所に和様・唐様・天竺様の手法が用いられた折衷様式の建築である。装..
福山城の築城に際し,城郭の東北端,艮方角の鬼門守護のために建立されたと推定される寺院で,慶安4年(1651年)建築の棟札がある。 随所に和様・唐様・天竺様の手法が用いられた折衷様式の建築である。装飾手法は桃山時代の建築装飾の流れを引いており,県内に既存する近世唯一の本格的な密教寺院の本堂として,また折衷様式の変遷を考える上で,貴重な遺構である。
観音寺本堂は、広島県内に現存する近世唯一の本格的な密教寺院の本堂で、和様、鎌倉時代初期に入宋経験のある僧・重源によってもたらされた天竺様(大仏様)、鎌倉時代後期から禅宗寺院に採用された唐様(禅宗様)の手法が折衷された見事な建築です。 ...
南壽山
真言宗
大覚寺派
千手千眼観世音菩薩
備後西国三十三所観音霊場第29番
各線福山駅から徒歩11分 山陽自動車道福山東ICから約4.5km、福山SAスマートICから約5km
有り