だいあんじ
静岡県下田市4-2-1
初めは小田原にあった寺院です。 天正年間(1573~1591年)に再興され、近世初頭に現在地に移りました。 境内には薩摩十六烈士の墓(下田市指定史跡)が建立されています。貞享5(1688)年3月、..
初めは小田原にあった寺院です。 天正年間(1573~1591年)に再興され、近世初頭に現在地に移りました。 境内には薩摩十六烈士の墓(下田市指定史跡)が建立されています。貞享5(1688)年3月、島津藩の支藩日向佐土原藩の船が、将軍家に献上するための御用材を積んで江戸に向かう途中で暴風雨に遭い、やむを得ず積荷の一部を捨てて下田港に入港しましたが、御用材を捨てた責任をとり16人が自害しました。 帰葬が許されなかったため、故郷の菩提寺と同名の大安寺に葬られることとなりました。 船に残されていた材木は、大安寺の本堂の柱として残っています。
乳峰山
曹洞宗
釈迦如来
伊豆八十八ヶ所霊場43番札所
伊豆急行線「伊豆急下田駅」より約690m(徒歩12分程度)