やくおうじ
神奈川県横浜市金沢区寺前2-23-5
鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟・三河守源範頼は、伊豆修繕寺にて梶原景時に攻められ自刃しました。 源範頼公の別邸の地、瀬が崎に公の霊を弔うために建立された真言宗の寺で、三愈山愈遍照坊と称し、その後衰え..
鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟・三河守源範頼は、伊豆修繕寺にて梶原景時に攻められ自刃しました。 源範頼公の別邸の地、瀬が崎に公の霊を弔うために建立された真言宗の寺で、三愈山愈遍照坊と称し、その後衰えましたが再建され、江戸時代に三療山薬王寺と改名し現在にいたります。 本尊の薬師如来は、源範頼公の念持仏といわれています。 鎌倉時代末期の聖観音菩薩像、金剛界・(こんごうかい)胎蔵界曼陀羅(たいぞうかいまんだら)等の昔からの法具が伝わっています。 源範頼公の位牌を奉り、毎年8月24日の命日には「三河忌」として追善供養を行っています。 朝晩の6時に鐘を搗き、時を知らせています。
三療山
医王院
真言宗
御室派
鎌倉時代前期
薬師如来
三療山 医王院 薬王寺
東国八十八ヵ所霊場 第74番札所
無料
15分