かちくりじんじゃ(かちぐりじんじゃ)
鹿児島県姶良郡湧水町米永441
隼人町の正八幡宮(鹿児島神宮)の社伝によれば、神領の四方に正若宮を建立し、北を栗野八幡として正八幡宮の境界の印とした。建久八年の大隅国図田帳に「栗野院六十四丁正宮領」と記載され、創建の古さを証してい..
隼人町の正八幡宮(鹿児島神宮)の社伝によれば、神領の四方に正若宮を建立し、北を栗野八幡として正八幡宮の境界の印とした。建久八年の大隅国図田帳に「栗野院六十四丁正宮領」と記載され、創建の古さを証している。古くは正若宮八幡社と称し、明治三年六月勝栗神社と改称した。この社名は、島津義弘公が文禄の役の折り「野も山も みな白旗と なりにけり 今宵の宿は 勝栗の宿」と、詠んだ故事に由来すると言われている。
栗野駅出口から徒歩約7分
あり