やえいじんじゃ
大阪府大阪市生野区桃谷 2-16-22
彌榮神社は文禄年間に旧国幣大社熊野神社(旧出雲国意宇郡)より御分霊を移して御祭りしたと旧記にあり、その当時は牛頭(ゴウズ)天皇社と呼ばれていました。創立以来旧木野村の鎮守として崇敬厚く宮座を設けて奉..
彌榮神社は文禄年間に旧国幣大社熊野神社(旧出雲国意宇郡)より御分霊を移して御祭りしたと旧記にあり、その当時は牛頭(ゴウズ)天皇社と呼ばれていました。創立以来旧木野村の鎮守として崇敬厚く宮座を設けて奉仕し、明治5(1872)年村社に列せられ、社号もこの時に彌栄神社と改められました。 明治43(1910)年、氏子協議のうえ大字岡村の御館神社を合祀することになり、大正2年(1913年)これを合祀しました。その御館神社は、旧岡村の産土神で『いばらの神』と呼ばれ、仁徳天皇の的殿の旧跡で、仁徳天皇を祭神としており、この神社を合祀したので、祭神が二柱となる。
素戔嗚命 仁徳天皇
旧村社
社号を『イヤサカジンジャ・ヤサカジンジャ』等々と稱えると言う古老もあるが、現在では、氏子の九分迄が『ヤエイジンジャ』と稱えているので、ヤエイジンジャと申し上げている。(「彌榮神社由緒記」)