おおつじんじゃ
大阪府羽曳野市高鷲8丁目1-2
高鷲駅から南に3分程歩いた所に位置し、別名丹下(たんげ)の大社として親しまれています。この神社は、大・小の官社(式内社)と祭神を記した平安時代前期の『延喜式(えんぎしき)』に記載され、天皇から進物を..
高鷲駅から南に3分程歩いた所に位置し、別名丹下(たんげ)の大社として親しまれています。この神社は、大・小の官社(式内社)と祭神を記した平安時代前期の『延喜式(えんぎしき)』に記載され、天皇から進物を受けていた由緒(ゆいしょ)ある神社です。
古代には「古市大溝」という人工水路が近くに流れていたことから、当初はこの地を本拠地として貢物(みつぎもの)の輸送にかかわっていた渡来系氏族の船氏(ふなし)・葛井氏(ふじいし)・津氏(つし)のうち、津氏の祖先神を 祀(まつ)った社(やしろ)であったと考えられています。江戸時代には、丹下9ヵ村の氏神(うじがみ)として人々に崇拝(すうはい)されていました。
現在の祭神は、素戔鳴命(すさのおのみこと)・奇稻田姫命(くしなだひめのみこと)の夫婦神と天日鷲命(あめにひわしのみこ)、大山咋命(おおやまぐいのみこと)、菅原道眞公(すがわらのみちざねこう)で、社殿は寛永(かんえい)17年(1640)に立てられた本殿、拝殿、幣殿(へいでん)からなり、茅の輪くぐり(無病息災(むびょうそくさい))の夏越祭は7月8日、秋祭りは10月8日に行われます。 (羽曳野市HPより)