さんめんだいこくてん
京都府京都市東山区高台寺下河原町530
秀吉の出世守り本尊「三面大黒天(さんめんだいこくてん)」は、たいへん珍しい大黒天・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天(べんざいてん)の三天合体の尊像です。毎月3日は、この三面大黒天の縁日です。 秀..
秀吉の出世守り本尊「三面大黒天(さんめんだいこくてん)」は、たいへん珍しい大黒天・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天(べんざいてん)の三天合体の尊像です。毎月3日は、この三面大黒天の縁日です。 秀吉は、夢が叶う毎に、瓢箪(ひょうたん)を集め千成瓢箪(せんなりびょうたん)とした史実にちなんで、願懸(がんか)けは瓢箪の形をしたお札に願い文を書いていただきます。歌仙堂にて机・筆を用意致しております。 そしてその願い文を、瓢箪の形をした手水鉢の水に浮かべていただきます。するとお札は、瓢箪に抱きとられるように溶けて沈み、「三面大黒天」の字だけが水面に漂います。思わず「夢叶いますように」と祈る一時となることでしょう。 手水鉢に抱きとられた願い文は住職の手で集められ、瓢箪の型に流し込まれ祈願法要(きがんほうよう)されます。そして型から取り出され、願い文の瓢箪となり、三面大黒天と共に奉られます。 願いが叶った時には、願を懸けた日の願い文の瓢箪に出会っていただけます。願い文の瓢箪が千成瓢箪になりましたら、大法要をいとなんでまいります。
清水寺から15分、円山公園から5分
10:00~17:00(17:30閉門)
大人 500円・中高生 200円・3ケ所共通割引拝観券 900円(高台寺、掌美術館、圓徳院)
なし