みょうじょういん
栃木県宇都宮市白沢町1886
室町時代の文明10年(1478)8月、醍醐の僧・長弘が当地を巡錫、下田原に堂宇を創建し、地蔵菩薩を安置し開かれた。江戸時代に整備された五街道の一つである奥州街道の第一宿として白沢宿が開設され現在地..
室町時代の文明10年(1478)8月、醍醐の僧・長弘が当地を巡錫、下田原に堂宇を創建し、地蔵菩薩を安置し開かれた。江戸時代に整備された五街道の一つである奥州街道の第一宿として白沢宿が開設され現在地に移っている。
寺運は白沢宿の繁栄と共に隆盛を極めるが、安永2年(1773)、本堂は火災により焼失。安永7年(1778)12月、第22世僧・寛宥の代に現本堂が再建された。明治に入り廃仏毀釈と共に無住状態となり、本堂は明治6年~大正10年まで白沢小学校仮校舎や分教室として使用されていた。
大正3年(1914)8月、京都総本山智積院より第41世僧・石本隆豪が特命住職として法燈を継ぎ寺門興隆に尽くし、寺院の風格を整え今日に至る。6月頃からは、山内に桔梗が花を咲かせている。白沢宿には各所に七福神が祀られており、七福神めぐりが出来る。
文明10年(1478)法師長弘の開基といわれ、慶長年間に白沢宿の現在地に移り、幕末の嘉永2年(1849)、京都の愛染寺から稲荷大明神を勸請して寺の守護神として祀った。
龍池山
明星院
真言宗
智山派
文明10年(1478)
地蔵菩薩
法印長弘和上
真言宗智山派龍池山明星院駄都寺
関東八十八ヶ所霊場第二十五番
1月1日 修正会 1月28日 初不動 4月8日 花まつり 8月8日 施餓鬼会
JR宇都宮駅からバス71番・白沢車庫前下車 JR岡本駅よりタクシー10分
有り