すぎやまじんじゃ よこはますいてんぐう
神奈川県横浜市南区南太田2-7-29
旧太田村総鎮守杉山神社は日本武尊を祭神とし、古来より火防霊験あらたかな神社として崇められてきた。横浜大空襲により社殿、社務所、境内の樹木に至るまで全てを焼失した。戦後、復興造営の声が高まり、氏子の総..
旧太田村総鎮守杉山神社は日本武尊を祭神とし、古来より火防霊験あらたかな神社として崇められてきた。横浜大空襲により社殿、社務所、境内の樹木に至るまで全てを焼失した。戦後、復興造営の声が高まり、氏子の総力を以て昭和33年に社殿、社務所の造営等全ての戦災復興が完遂した。 一方、水天宮は江戸時代に筑前国久留米より現在の長者町に水天宮の御分霊を勧請奉斎し、新田開発の水害守護として祀られた。明治の初め頃になり、社殿を建立再興し、安産・子育ての守護神として広く崇敬を集めたが、横浜大空襲で全焼、境内地も米進駐軍に接収されてしまい、その後は杉山神社の氏子内に仮社殿を奉斎し、氏神杉山神社の神官により祭事を執り行っていた。しかし祭祀の継続が困難になり、平成10年、杉山神社に相殿神として迎えられて合祀され、それ以降、太田杉山神社と横浜水天宮が一緒にお祀りされている。
杉山神社祭神 日本武尊(やまとたけるのみこと) 水天宮祭神 天御中主神(あめのみなかぬしのかみ) 安徳天皇(あんとくてんのう) 建礼門院(けんれいもんいん) 二位の尼(にいのあま)
旧村社(杉山神社)