こうしょうじ
千葉県勝浦市勝浦49
「イチョウ寺」ともいわれる当山高照寺は、1480年以来続く伝統あるお寺。 仲町朝市通りの突き当りに位置し、勝浦朝市の発祥の場所としても知られる日蓮宗の古刹。 境内東側に県の指定天然記念物の樹齢千..
「イチョウ寺」ともいわれる当山高照寺は、1480年以来続く伝統あるお寺。 仲町朝市通りの突き当りに位置し、勝浦朝市の発祥の場所としても知られる日蓮宗の古刹。 境内東側に県の指定天然記念物の樹齢千数百年を超える乳イチョウの巨木がある。枝から垂れる乳柱は最大長2m以上。約60本あり、妊産婦の乳不足解消に霊験あらたかと伝えられている。寺伝によれば千余年の昔、乳不足に悩む婦人を治したある聖僧がいた。その僧の死後、村人たちは僧の徳を偲んで墓上にイチョウを植えたが、そのイチョウは生長するにつれて乳柱を生じ、乳の出ない女性には効能が顕著である。
傳光山
日蓮宗
文明2年(1480年)
JR勝浦駅から徒歩15分
有り