にぶじんじゃ
兵庫県神戸市灘区高羽町4-2-2
当神社の創建は不詳であるが、この地は古くより覚美の郷とよばれ、鏡作りの人たちが、鍛冶に最も縁深い水神さんを祀った、と伝えられる。昔、六甲山中腹の滝の奥の山中に祀られ、「ユブネ」「カナホリ山」付近(現..
当神社の創建は不詳であるが、この地は古くより覚美の郷とよばれ、鏡作りの人たちが、鍛冶に最も縁深い水神さんを祀った、と伝えられる。昔、六甲山中腹の滝の奥の山中に祀られ、「ユブネ」「カナホリ山」付近(現在の桜ケ丘の上方)とされている。同山中より桜ケ丘銅鐸が出土し、現在は国宝として神戸市立博物館に保存展示されている。また桜ケ丘遺跡等も発掘調査され、古代住居跡とされている。
当社の本社は吉野川上流の、奈良県東吉野村の丹生川上神社の中社であり、他に上社、下社の三社に縁起の神社である。
境内には、元禄2年(1689)の鳥居、寛政6年(1794)・天保2年(1831)の石灯籠が現存し、樹齢5~600年の楠があり、「丹生の楠」として市民の木となっている。その他に力くらべの「力持石」がある。
また、楠丘町6丁目には、お旅所があり、ご神木で国指定の天然記念物「高羽の樟」があったが、惜しくも昭和20年に戦火で焼かれてしまった。
今は、楠の祖先霊・産土大神を祀る祠があり、楠丘町の語源になった場所である。
主祭神 罔象売神 配祀神 八幡大神 須佐男命
村社 神饌幣帛料供進社
不詳
水神さん
(1)阪急電鉄神戸線「阪急六甲駅」より北東へ徒歩10分 (2)JR「六甲道駅」より北東へ徒歩15分 (3)市バス「高羽町バス停」下車南西へ徒歩5分
無料
有り
無