とけいいなりじんじゃ(とっけさま)
宮城県大崎市古川荒谷字斗瑩28
文治3年、源義経奥州平泉へ下向の際、斗瑩山に立ち寄り、静御前遺愛の鼓の調べに聴き入っていたところ、白狐忽然と現れ「その鼓は自分の亡き母の皮でつくったもの。ぜひ返して頂きたい」と涙ながらに懇願する。そ..
文治3年、源義経奥州平泉へ下向の際、斗瑩山に立ち寄り、静御前遺愛の鼓の調べに聴き入っていたところ、白狐忽然と現れ「その鼓は自分の亡き母の皮でつくったもの。ぜひ返して頂きたい」と涙ながらに懇願する。そこで義経は弁慶に命じ祭壇を築かせ鼓を捧げ、一向の武運長久を祈願したのが当社の起源であり、この白狐こそが左衛門尉四郎忠信に姿を変じ、義経公東下りの先達を務めた狐忠信であった。
宇迦之御魂大神、豊受比売大神、武甕槌命
1187年(文治3年)