やとじんじゃ
茨城県行方市玉造甲3451-1
常陸國風土記行方郡の条に登場する夜刀神は、この地に住まう角のある蛇神である。継体天皇の御代、豪族のヤハズノマタチは新田開拓にあたり、神の住処と人の里とを画して社を建て祭祀を行うことで祟りを鎮めた。 ..
常陸國風土記行方郡の条に登場する夜刀神は、この地に住まう角のある蛇神である。継体天皇の御代、豪族のヤハズノマタチは新田開拓にあたり、神の住処と人の里とを画して社を建て祭祀を行うことで祟りを鎮めた。 この後、孝徳天皇の御代、茨城国造(いばらきのくにのみやつこ)の壬生連麻呂(みぶのむらじまろ)は池の修築にあたり、妨害した夜刀神の討伐を命じると、夜刀神は隠れ去り、池は無事完成した。椎井と名付けられた池には清水が湧き、今なお土地を潤している。
夜刀神社は「常陸国風土記」の神話で有名な「夜刀神」をお祀りするお社です。(現在は愛宕神社の境内社として鎮座)
夜刀神(ヤトノカミ)
有り
無し