ちょうめいじ
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢2970
天安元年(857年)慈覚大師円仁が布教の際に台の景勝の浄地に道場を建てたことに始まる。 その後落雷により藤原秀衡公のご生母の護持仏を遷座するも、幾多の興廃等にあい、建久四年(1193)現在地に建立す..
天安元年(857年)慈覚大師円仁が布教の際に台の景勝の浄地に道場を建てたことに始まる。 その後落雷により藤原秀衡公のご生母の護持仏を遷座するも、幾多の興廃等にあい、建久四年(1193)現在地に建立する。往時の大伽藍は雷火等数回の火災にあい失う。仮仏殿にて法燈を護持し昭和四十六年に再建。 本堂上の菊花御紋章は京都青蓮院跡より孝明天皇常用興の紋を下賜されたものである。 観音堂は治承元年(1177)行基菩薩作、聖観世音菩薩を安置したものであったが、山火の災いにて失い、現尊像、御堂は鎌倉時代中期〜後期のものである。
大慈山
聖観院
天台宗
天安元年(857年)
阿弥陀如来
慈覚大師円仁
下野三十三観音第十五番札所
県指定有形文化財:不動明王坐像、聖観音菩薩立像
有り