えんてんじ
東京都足立区六月3丁目13−20
天喜年間(1053~1056)、炎天続きの旧暦6月、奥州の安倍一族の反乱を鎮定に赴く源頼義とその子、八幡太郎義家のひきいる軍勢が当地で野武士に道を塞がれ激しく戦います。戦況はきわめて悪く、京の石清水..
天喜年間(1053~1056)、炎天続きの旧暦6月、奥州の安倍一族の反乱を鎮定に赴く源頼義とその子、八幡太郎義家のひきいる軍勢が当地で野武士に道を塞がれ激しく戦います。戦況はきわめて悪く、京の石清水八幡宮に向かい戦勝を祈願。ようやく勝利を得ることができました。そこで寺と社を建て寺にはその社の別当を任せたと伝えられています。またその折、村の名を六月、寺の名を源氏の白幡が勝ったので幡勝山、戦勝祈願が成就したので成就院、気候が炎天続きだったので炎天寺としたといいます。
幡勝山
成就院
真言宗
豊山派
天喜4年(1056年)
阿弥陀如来
荒綾八十八ヶ所69番 新四国四箇領八十八ヶ所88番
東武スカイツリーライン竹ノ塚駅下車、東口より徒歩12分