じしゅじんじゃ
滋賀県大津市葛川坊村町116
社伝によると、比叡山延暦寺と深い関係にあり、平安時代前期に相応和尚が息障明王院の鎮守、守護神として創建されたものである。創建時は明王院背後の山腹に鎮座されたが室町時代文亀二年に現在地に遷座した。 ..
社伝によると、比叡山延暦寺と深い関係にあり、平安時代前期に相応和尚が息障明王院の鎮守、守護神として創建されたものである。創建時は明王院背後の山腹に鎮座されたが室町時代文亀二年に現在地に遷座した。 尚当社創建以前は太古より司水神として思古淵神が祀られ、安曇川上流で働く筏師等の守護神として信仰が厚かった、今も境内社として祀られている。 例祭には午後九時になると各町より高張御神灯を伊勢音頭と共に当社に奉納し、引続いて明王院に参進して、ここで延暦寺の僧と共に太鼓廻しの行事が斎行される
国常立命(くにとこたちのみこと)
弊殿・本殿は室町時代の建築で重要文化財です。 本殿は春日造と呼ばれる左右が反り上がるもので、大津には珍しい建物です。前面の蟇股(かえるまた)といわれる部分には、牡丹・唐草・笹竜胆(ささりんどう)・蓮など12種類ものデザインの彫刻がなされ、しかも左右対象という非常に凝ったものに仕上げられています。
公共交通機関・・・JR湖西線 「堅田駅」 下車 バス 40分 坊村 車 ・・・車湖西道路真野ICから約30分...