けんとくじ
栃木県那須郡那珂川町馬頭114
当山は曹洞宗 龍澤山 乾徳寺という。御本山は福井県永平寺 横浜市総持寺。 武茂城跡は山門に向かって左側の山一帯と右側の山一帯の根古屋が城跡として残っている。本丸・二の丸・三の丸と続き昔の面影が残さ..
当山は曹洞宗 龍澤山 乾徳寺という。御本山は福井県永平寺 横浜市総持寺。 武茂城跡は山門に向かって左側の山一帯と右側の山一帯の根古屋が城跡として残っている。本丸・二の丸・三の丸と続き昔の面影が残されている。 正応永仁(1288年)伏見桃山時代、武茂泰宗が築城した。泰宗武茂庄十余郷を領して武茂氏となる。応永14年(1407年)武茂氏一旦断絶する。寛正4年(1463年)宇都宮正綱の三男、兼綱が武茂氏を相続し一万石の領主となる。 兼綱、乾徳寺を建立し武茂家の菩提寺とした。武茂累代の墓石が当山の墓地中央にある。山門は武茂家の門として武茂家の家紋が両側に刻されており、菩提寺に寄贈されたものである。様式は桃山時代の建築を取り入れ、質素な建築物である。改修札に安永二年霜月大改修の棟札が残されている。 乾徳寺は三面山岳を以て渓間幽谷の地にあり、東に龍ヶ澤、西に闇ヶ澤、かかる浄音の地にある。 偶々明治36年4月8日、町内よりの飛び火不慮の火災に遭い七堂伽藍悉く灰燼に帰せり、再建に檀徒の総力と信者の浄財を得て、同44年4月4日、当山四十一世保寿代、八年の歳月を経て現在の本堂及び開山堂が再建される。
那珂川町の馬頭地区にある乾徳寺は、室町時代に開基された曹洞宗の寺院で、境内にはこの地を治めていた武む茂も氏のお墓があります。
龍澤山
大渓院
曹洞宗
明応8年(1499年)
釈迦牟尼仏
舜芳
武茂兼綱
八溝山麓十宝霊場 八溝七福神 福禄寿
常磐自動車道・・・那珂I.Cから60分 ●東北自動車道・・・宇都宮I.Cか60分 矢板I.Cから40分 ●東野バス・・・・・ 東武宇都宮駅から1時間30分 ●JRバス・・・・・・烏山駅から40分 ●国道4号線・・・・・氏家から30km
有り