うがじんどう
福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404
宇賀神堂は飯盛山のさざえ堂の境内に隣接した所にあります。 宇賀神堂の創建は江戸時代初期の寛文年間(1661~1672年)に会津藩(藩庁:鶴ヶ城)三代藩主松平正容が宇賀神(宇迦之御魂神と同神とされ弁..
宇賀神堂は飯盛山のさざえ堂の境内に隣接した所にあります。 宇賀神堂の創建は江戸時代初期の寛文年間(1661~1672年)に会津藩(藩庁:鶴ヶ城)三代藩主松平正容が宇賀神(宇迦之御魂神と同神とされ弁才天と神仏習合していました。穀物・食物を司る神として五穀豊穣に御利益があるとされます。)を勧請し弁財天像を神像として社殿を建立した事が始まりです。 社殿は木造平屋建て、桁行3間、梁間2間、入母屋、銅板葺き、平入、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張りの建物で、内部には戊辰戦争で飯盛山で自刃した白虎隊19士の霊像が安置しています。霊像は明治23年(1890)、白虎隊の墓碑を改修した際、大橋知伸(若松城下滝沢村出身の仏師)、田中治八によって製作されたものでフランス風の洋服(軍服)を着ています。
宇賀神(白蛇)
寛文年間(1661~1672年)
JR会津若松駅から周遊バスで「飯盛山下」下車