うしまどてんじんじゃ
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3224
延喜年間(約1070年前)、菅原道真公が筑紫の太宰府へ左遷せられる時この山に登らせ給い、遥かにかすむ讃岐の連峰を望まれて、かつて讃岐守であった若き日を偲び、今生の別れを告げさせられたその時、御腰を掛..
延喜年間(約1070年前)、菅原道真公が筑紫の太宰府へ左遷せられる時この山に登らせ給い、遥かにかすむ讃岐の連峰を望まれて、かつて讃岐守であった若き日を偲び、今生の別れを告げさせられたその時、御腰を掛けさせ給うた巌の跡に道真公を祀り天満宮として尊崇する様になったと伝えている。そして御神体については現存するもの二体があり、最も古い御神体(推定500年以上)と、太宰府飛梅の神木をもって筑州福岡往、御神体彫刻師佐田文蔵が刻んだ御神体を宝暦6年(約230年前)に太宰府廟より勧請して本殿に納め祀っている。本殿・幣殿・拝殿は文政8年(約150年前)再建されて現在に至っている。本社は古来より学問の神として人々に親しまれ、入学、進学時には大願成就の祈りをこめて日参され、霊験あらたかなるを信じ社前に額づく人があとをたたない。
境内からの瀬戸内海の眺めがすばらしい。
菅原道真公(すがわらみちざねこう) 少彦名命(すくなひこなのみこと)
旧村社
延喜年間
流造
天神様
無料