きたのじ
群馬県安中市下後閑1249
北野寺は群馬県安中市下後閑にある真言宗豊山派の寺院。 正式名称は「威徳山 吉祥院 北野寺」と号する。 本尊は十一面観世音菩薩。 永和2年(1376年)頃に法印慶秀という僧が東国に下り、各所に寺..
北野寺は群馬県安中市下後閑にある真言宗豊山派の寺院。 正式名称は「威徳山 吉祥院 北野寺」と号する。 本尊は十一面観世音菩薩。 永和2年(1376年)頃に法印慶秀という僧が東国に下り、各所に寺院を造営した。 北野寺もこの時造営された寺院の一つとされているが、開創の際に老松の梢が光を放ち童子の神託を受けた。この童子は「北野大政威徳天」の化身で、法印慶秀が「前世での臨終の際に交わした約束」を果たしたことにより、大いなる加護を与えられた。 この出来事によって信心を深めた慶秀により社が建立され、この社は名を「後閑天満宮」と称し、現在も北野寺の隣に鎮座をしている。 そして寺院は造営された地が「霊妙威徳」の地であることから、「威徳山吉祥院北野寺」と号することにしたと伝わる。 平成11年より、上州三十三観音霊場の二十三番札所の指定を受けている。 (本堂前の北野天満宮の由緒を要約しました。)
威徳山
吉祥院
真言宗
豊山派
永和2年(1376年)
十一面観世音菩薩
法印慶秀
真言宗豊山派 威徳山 吉祥院 北野寺
上州三十三観音霊場 二十三番札所
なし
30分
あり