とうじゅいん
神奈川県川崎市中原区宮内1−11−1
東樹院の創建は、室町時代(一四五八年)、武州の豪族、平氏の流れである石井源左衛門により、当時宮内にある毘沙門天(別名多聞天・寺号はこの多聞天に由来する)の社が見出されました。此処に堂宇を再建し、毘沙..
東樹院の創建は、室町時代(一四五八年)、武州の豪族、平氏の流れである石井源左衛門により、当時宮内にある毘沙門天(別名多聞天・寺号はこの多聞天に由来する)の社が見出されました。此処に堂宇を再建し、毘沙門園を祀り、一族の懇情に依り法印義範和尚が法灯を開いたのが端緒であるとされています。 その後、寛永年中に義範和尚の弟子である近江の法印尊義和尚がこの地方に訪れ、石井氏の菩提を弔い堂宇を建立し、不動明王尊を御本尊として勧請・安置したと云われております。
大栄山
東樹院
真言宗
智山派
大栄山東樹院多聞寺
玉川八十八ヶ所霊場27番 川崎七福神の毘沙門天