くがはらとうぶはちまんじんじゃ
東京都大田区久が原2-18-4
社記によれば奈良時代の765(天平神護元)年9月、豊前国・宇佐神宮より御分霊を勧請、久が原台地の一番の高所に奉斎し創建された。 徳川家康が江戸入府した1590(天正18)年、旧久ヶ原村が東の馬込領..
社記によれば奈良時代の765(天平神護元)年9月、豊前国・宇佐神宮より御分霊を勧請、久が原台地の一番の高所に奉斎し創建された。 徳川家康が江戸入府した1590(天正18)年、旧久ヶ原村が東の馬込領と西の六郷領に分村されるにいたり、村民らは両村を向・原と呼び分けた。 当社は馬込領久ヶ原村(向・むかい)の鎮守とされ、別当は本光寺(久が原2-19-17)が担った。 六郷領の鎮守は現在の久が原西部八幡神社である。 現在の内本殿は1845(弘化元)年、拝殿は1862(文久2)年の造営とされている。 明治維新後の1872(明治5)年に両村は再び統一され、1873(明治6)年、東西両社とも村社に列せられている。 1974(昭和49)年、社殿が大田区の有形文化財に指定された。
誉田別命
旧村社