たかますじんじゃ
青森県北津軽郡板柳町大俵和田423−1
安田健之助翁が、りんご生産に専念していた昭和三年の春頃より、不思議な事が起り始めた。庭の立木に一尺二寸、高さ三尺位のお堂が紅白の縄で結ばれていた。誰の仕業か話合っていると、夜ともなれば大男が姿を現し..
安田健之助翁が、りんご生産に専念していた昭和三年の春頃より、不思議な事が起り始めた。庭の立木に一尺二寸、高さ三尺位のお堂が紅白の縄で結ばれていた。誰の仕業か話合っていると、夜ともなれば大男が姿を現し、床に長さ一尺八寸、巾が九寸位の大きな足跡を見せた。度重なる出来事に夜も眠れぬ日が続き、畑には驚く程大きなヘビが姿を見せたり、家の壁には文字が書かれ、それは十二山の神、大山祇大神と読めた。その後「タユ (神主) タノム」と書かれ、お堂を床の間に祀る事としたが、いつの間にか元の立木の場所に戻っていた。それらなばと、その所に社殿を新築する事に決め先達や信者の協力を得、昭和七年完成を見る事が出来た。そして昭和二十八年三月十日に宗教法人「高増神社」として登記し、本殿、拝殿、社務所、参集殿を建設し、境内整備を行い、平成九年には、薬師堂新築、十一年には、祝詞殿、拝殿の改築工事も終え現在に至る。 (青森県神社庁HPより)
大山祇神
九月十二日
有ります