くろうみょうじんじゃ
神奈川県川崎市麻生区古沢497
平安末期 清和源氏義朝の三男源頼朝が敷いた駿河の黄瀬川陣に異母弟の源義経が奥州から駆けつける途中当地古沢で一夜を過す 村人から歓待を受けた義経は 謝意を表わすため小刀(併せて鉄扇)を贈ったという(治..
平安末期 清和源氏義朝の三男源頼朝が敷いた駿河の黄瀬川陣に異母弟の源義経が奥州から駆けつける途中当地古沢で一夜を過す 村人から歓待を受けた義経は 謝意を表わすため小刀(併せて鉄扇)を贈ったという(治承四年・一一八〇年) 文治五年(一一八九年)に奥州衣川の館で自害したとされる源九郎義経を建長年間(一二四九~一二五六)この社に祭祀 天明年間(一七八一~)再建 天保年間(一八三一~)当地が旗本領であったためか久能社と称せられたこともあった 明治十九年 村内にあった稲荷社を合祀 大正十一年 村内にあった天神社・熊野社を合祀 村人からは「明神様」として崇敬される 昭和三十三年社殿改築 平成十年社殿一部改築 平成十九年社務所創建
源九郎判官義経 伊弉那岐命 菅原道真 宇迦之御魂
不詳
明神様