せんじゅいん
神奈川県鎌倉市材木座6-12-8
光明寺の山門の左手にある千手院は、光明寺の支院。千手院は浄土宗の寺院で、光明寺が大壇林といって仏教の最高の学問を修行出来る道場とされていた時代に、学僧たちの修行の場となった場所です。 しかし月日と..
光明寺の山門の左手にある千手院は、光明寺の支院。千手院は浄土宗の寺院で、光明寺が大壇林といって仏教の最高の学問を修行出来る道場とされていた時代に、学僧たちの修行の場となった場所です。 しかし月日と共に学僧の数も減り、住職が子供達に読み書きそろばんを教える寺子屋へと様変わりしていきました。 明治15~26年の間は桑楊小学校として材木座の子供達が通う学び舎となりました。 松尾芭蕉の句碑があるのも寺子屋があったことに由来しています。 本尊を阿弥陀如来、札所本尊を千手観音菩薩としています。 この千手観音菩薩が有名なために、以前は観音堂などと呼ばれていた寺院ですが、千手院と呼ばれるようになったと言われています。
天照山
浄土宗
阿弥陀如来
鎌倉観音巡礼第20番札所
鎌倉駅東口から徒歩30分