おおはたはちまんぐう
青森県むつ市大畑町新町129
大畑八幡宮は古くは深山(深山神社境内)の地の鎮座していましたが、江戸時代初期の慶安元年(1648)に現在地に遷座し、享保10年(1725)には京都の吉田家から正一位八幡宮の神位が授けられています。特..
大畑八幡宮は古くは深山(深山神社境内)の地の鎮座していましたが、江戸時代初期の慶安元年(1648)に現在地に遷座し、享保10年(1725)には京都の吉田家から正一位八幡宮の神位が授けられています。特に漁業や海運関係者から信仰され大畑湊に回航した船は、当社で海上安全を祈願する習わしがあったと言われています。当時は神仏混合し大行院が別当として祭祀を取り仕切っていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により神社として独立しています。現在の本殿は安永5年(1776)に伊藤久右衛門から寄進され江戸から運ばれてきたものです(本殿は覆い屋内部の為不詳)。例祭は京都祇園祭りの流れをくむ盛大なもので享保3年(1718)の記録にも残っています。
誉田別命(応神天皇)
9/14~16 大畑八幡宮例祭「大畑祭り」が開かれている。15日は秋晴れの下、神楽や能舞、御神輿(おみこし)、各町内の山車7台が練り歩く渡御行列が行われ、五穀豊穣(ほうじょう)と大漁、地域の安全などを祈願した。