かいがんじ
香川県仲多度郡多度津町大字西白方997-1
寺伝によれば、ここは空海(弘法大師)の母親である玉依御前の出身地とされる。更に空海は奈良時代後期の宝亀5年(774年)に当寺奥の院で生まれたとされており、弘法大師出化初因縁(しゅっけしょいんねん)の..
寺伝によれば、ここは空海(弘法大師)の母親である玉依御前の出身地とされる。更に空海は奈良時代後期の宝亀5年(774年)に当寺奥の院で生まれたとされており、弘法大師出化初因縁(しゅっけしょいんねん)の霊跡と言われる。 平安時代初期の大同2年(807年)空海が弥勒菩薩を刻み、堂宇を構えたのが当寺院の開創と伝えられている。弘仁6年(816年)には空海が自身の像を刻み、大師堂を建てたことにより奥の院が開かれたとされる。 戦国時代には土佐の戦国大名・長宗我部元親の進攻に遭い天正11年(1583年)には伽藍が焼亡し、天正18年(1590年)より随時再建がなされた。
経納山
迦毘羅衛院
真言宗
醍醐派
(伝)大同2年(807年)
聖観世音菩薩(本坊) 弘法大師誕生仏(奥の院)
(伝)空海(弘法大師)
経納山 迦毘羅衛院 海岸寺
四国別格二十霊場18番 四国三十六不動31番 讃岐十二支(卯) 全国百八ヶ寺(訶)
境内自由
有り。本坊・奥之院とも無料。
有り