だいくうじ
兵庫県伊丹市野間6丁目5-5
当山は天平年間(724~49年)行基菩薩によって創建された寺と伝えられ、以来1000余年にわたり、衆徒の信仰を集めている。 1686年(貞亨3年)に記された縁起書によると、1579年(天正7年..
当山は天平年間(724~49年)行基菩薩によって創建された寺と伝えられ、以来1000余年にわたり、衆徒の信仰を集めている。 1686年(貞亨3年)に記された縁起書によると、1579年(天正7年)織田信長の荒木村重討伐の際の兵火に遭い、藤原時代の本尊の聖観音菩薩を焼失しており、時の住職がそれを嘆き、脇侍の延命地蔵菩薩を本尊として安置したと伝わる。 後に聖観音菩薩は再興されて観音堂に安置され、その脇侍として不動明王と毘沙門天が祀られていました。 平成7年1月17日の阪神淡路大震災により、鎌倉時代の代表的建築物といわれていた鐘楼が倒壊、本堂も修復不可能な被害を受け、平成12年に鐘楼が再建され、平成14年に本堂を再建しました。 現在は、聖観世音菩薩を本尊とし本堂へ安置し、その脇侍として延命地蔵菩薩、毘沙門天、そして伊丹七福神の一神に数えられる布袋尊が祀られています。観音堂は不動堂へ変更し、不動明王をお祀りしています。
為樂山
真言宗
御室派
天平年間(724~49年)
延命地蔵菩薩⇒聖観世音菩薩
行基菩薩
摂津国八十八箇所 第63番 伊丹七福神 布袋尊
有り