ぎょうでんじ
埼玉県川越市末広町2-4-2
行傳寺は、日蓮宗大本山 池上本門寺(東京)と、日蓮宗最初の道場 妙本寺(鎌倉)の両山第四世「大鷲妙泉阿闍梨日山上人」の教化を受けた豪族「上田氏」の庇護により、永和元年(1375/室町時代)に創建しま..
行傳寺は、日蓮宗大本山 池上本門寺(東京)と、日蓮宗最初の道場 妙本寺(鎌倉)の両山第四世「大鷲妙泉阿闍梨日山上人」の教化を受けた豪族「上田氏」の庇護により、永和元年(1375/室町時代)に創建しました。 現在の本堂は、文化9年(1812/江戸時代)に建てられてたもので、「見事に調和のとれた県内屈指のケヤキ造り建築」として、専門家も絶賛する程! また、飾り彫物も素晴らしく、向拝には龍や鳥などのモチーフを始めとした様々な彫物で飾られ、これらの意匠は、川越城内の建物や川越祭の山車にも同様のデザインが使われる程。 江戸時代、まさに「建築」「飾り彫物」両方のトップデザインであった行傳寺本堂は一見の価値ありです。
行傳寺は、池上本門寺4世(永徳元年1381年寂)日山が開山となり、行典寺と号して永和年間(1375-1379)に創建、天文年間(1532-1555)に松郷へ、元和6年(1620)当地へ移転したといいます。
朝田山
日蓮宗
徳治元年(1306年)
十界曼荼羅
大鷲妙泉阿闍梨日山上人
西武新宿線「本川越駅」より16分 東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より24分 東武東上線「川越駅市」より14分