かもわけいかづちじんじゃ
栃木県佐野市多田町1506
当神社の御祭神は「賀茂別雷の神」と申します。京都の上賀茂の地に「ちはやぶる わけつち山に宮居して、天下ること神代よりさき」と読まれ、遠い昔より、山の神、農業の神として奉られて、落雷除け、嵐除け、五穀..
当神社の御祭神は「賀茂別雷の神」と申します。京都の上賀茂の地に「ちはやぶる わけつち山に宮居して、天下ること神代よりさき」と読まれ、遠い昔より、山の神、農業の神として奉られて、落雷除け、嵐除け、五穀成就、天下泰平の神として崇敬されてまいりました。
当神社は天智八年(669)、「雷の神を祀れば、此の土地は富貴安静ならむ」との神宣により、菊沢山の中腹に社殿を建て、大神を奉り祭事を行ってまいりました。
その広大なる御神徳により正徳五年(1715)、宗源宣旨により正一位の神階を賜りました。
現在の本殿は宝暦十一年(1761)の建築で、堂の彫刻は上州館林の住人斉藤甚平、甚八、両人の作で、竹林の七賢人、菊の花、竜など、めでたい物がたくさんございます。 その後、氏子の念願により、明治四十三年現地に遷座し、家内安全、落雷除け、交通安全などの祈願を行い、毎年4月15日には大祭を斎行して、元文四年(1739)新造の御輿の氏子内巡幸を行っておりました。 神棚祭、氏神祭、地鎮祭、上棟祭、車のお祓いなども致しております。
「雷神を祭ればこの地は富貴安静となる」との神託によって、天智天皇8年9月5日(669年)、山城国(現在の京都府)賀茂鎮座の上賀茂神社を、菊水川の水源字菊澤に奉って、「賀茂別雷神社」と称したのが当社の始まりです。
賀茂別雷命
旧村社
669年(天智天皇8年)
1月1日 新年祭 4月15日 例大祭 7月第2日曜 八坂祭 7月31日 夏越の大祓式 8月21日 浅間の火祭り 11月第3日曜 寒澤山神社秋祭 12月31日 晦日の大祓式
東武佐野線多田駅徒歩8分 北関東自動車道「佐野田沼」IC下りて車で10分。
有り