にょらいじ
熊本県宇土市岩古曽町343
文永6年(1269)古保里越前守の娘と伝わる素妙尼に請われ,寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師(1217-1300)が三日村(現宇土市花園町三日)に開山したと伝わる。 永正元年(1504)に現在地に移..
文永6年(1269)古保里越前守の娘と伝わる素妙尼に請われ,寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師(1217-1300)が三日村(現宇土市花園町三日)に開山したと伝わる。 永正元年(1504)に現在地に移転してきた。 当寺が焼けた際,本尊の釈迦・阿弥陀・薬師三尊坐像と韋駄天像,寒巌禅師像の他7躯の仏像が厄を逃れ,今日まで受け継がれている。
正安2年(1300)義尹は当寺へ隠遁し、84歳で入寂。境内に義尹の墓所と伝わる石塔があり、宇土市指定文化財になっている。
三日山(さんちざん)
曹洞宗
釈迦如来座像
寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師