まんがんじ
神奈川県横浜市青葉区あざみ野4-27-6
正式な名称を金剛山成就院満願寺といいます。 山号の金剛寺とは金属の中でも最も堅い物の山という意味で、これは満願寺が建っているところが、岩盤で成っていることから称せられたと考えられ、寺がいつまでも..
正式な名称を金剛山成就院満願寺といいます。 山号の金剛寺とは金属の中でも最も堅い物の山という意味で、これは満願寺が建っているところが、岩盤で成っていることから称せられたと考えられ、寺がいつまでも滅びないという永久存立の意味が込められているようです。 院号の成就院は「成し遂げる」、満願とは「神仏に日数を限って祈願し、その日数の満ちること」という意味を表しています。これには「永久的に物事を祈願し成し遂げる」といった思想が込められていると考えられます。 昔から山内の人々に「満願寺は古くて格式の高い寺だそうだ」と言い伝えられており、約400年前に存在したと言われています。 この寺には徳川2代将軍秀忠と、その妻である崇源院(お江)の位牌があり、これは満願寺が徳川家の菩提寺である芝の増上寺の裏鬼門にあたる地から、守護の役割を与えられていたことによるものです。 そのため徳川家から、仏餉料として何がしらの土地が与えられており、石川村は増上寺の山内(さんない)に年貢を納めていました。 この山内(さんない)とは寺の内、境内と言う意味で、これを訓読して「やまうち」となり、山内村はここからきているという説もあります。
満願寺(まんがんじ)は、神奈川県横浜市青葉区あざみ野四丁目にある真言宗豊山派の寺院である。
金剛山
成就院
真言宗
豊山派
不動明王釈迦如来
金剛山 成就院 満願寺