おかたじんじゃ
兵庫県西宮市小松南町2-2-8
岡司神社(おかしじんじゃ)古記に大倭高市郡岡邑(おおやまとたけちこおりおかむら)の司(つかさ)、岡司氏、故有りて摂州武庫郡廣田郷に移居し、宇多天皇寛平5年(893)この地に来りて田畑を開き耕作せるに..
岡司神社(おかしじんじゃ)古記に大倭高市郡岡邑(おおやまとたけちこおりおかむら)の司(つかさ)、岡司氏、故有りて摂州武庫郡廣田郷に移居し、宇多天皇寛平5年(893)この地に来りて田畑を開き耕作せるに度々(しばしば)暴風雨、洪水、高潮等ありて五穀熟せず、同9年(897)一度廣田郷に帰復す。 ある日、高隈ヶ原(たかくまがはら)に至り廣田社前に憩いて一睡せるに1人の老翁出現して曰く「汝、武庫の濱にて耕作すと雖(いえど)も五穀稔らさるは是 天の二十八宿の行度不順なる故也。汝 彼地に至りて開闢神(かいびゃくしん)を祈り星宿に祈請せは其憂(うれい)なき也」と。夢醒(さ)め廣田の大神の託宣と気づき感奮して再度この地に来り、開闢神と星宿に祈願して遂に五穀豊穣なるを得たり。茲に於て此地を濱村と名付け、延喜元年(901) 天御中主大神と廣田の大神五座を祀る神殿を構へたり。由って時俗 岡司宮(おかしのみや)と呼称す。と誌せり。合祀神五座は元、上の宮と称して当社の北に当る人家の間にありしも明治8年本殿に合わせ祀りしものなり。 平成12年、本殿改築。
岡太神社(おかたじんじゃ)は兵庫県西宮市小松南町に鎮座する神社。武庫郡の式内社の論社となっている。鳴尾地域では最古の神社である。
天御中主大神
延喜式内社, 旧県社
岡司宮(おかしの宮)
10月11日 例祭一時上臈(いっときじょうろう)
阪神武庫川駅より、北西へ徒歩約6分 旧国道(中国街道)に面する