ゆずさめじんじゃ
山形県鶴岡市湯田川字岩清水86
当神社は湯田川温泉のほぼ中央に ある原湯、正面の湯の真向かいの集落を見下ろす石段を登った高台に鎮座する。創建は白雉元年と伝える。「延喜式神名帳」にみえる田川 郡三座のうちの由豆佐賣神社に比定される。..
当神社は湯田川温泉のほぼ中央に ある原湯、正面の湯の真向かいの集落を見下ろす石段を登った高台に鎮座する。創建は白雉元年と伝える。「延喜式神名帳」にみえる田川 郡三座のうちの由豆佐賣神社に比定される。慶 長十七年最上義光から大日領として田川湯村 一五五石余の黒印状が与えられ、神子分として 四石余が含まれる。現在の社殿は安永年間の造 営といい、神仏混淆時代は観音堂と称され十一 面観音を祀っていたという。 近世には湯蔵権現、 また龍蔵権現とよばれている。 四月九日から四 日間、例祭前の氏子廻りとして、彼の行事を 行っている。例祭には道化神楽といわれる湯田 川神楽が奉納される。 神木の大銀杏は樹齢一 千年余りといわれ、樹高三〇メートル余り、乳イ チョウと呼ばれ県指定天然記念物である。 明治 九年郷社に列せられ、同四十年、神饌幣帛料供 進神社に指定される。
由豆佐売神社(ゆずさめじんじゃ)は、山形県鶴岡市にある神社である。
式内社(小) 七級社 旧郷社
五月一日