いやとじんじゃ
和歌山県和歌山市六十谷字矢垣内381
社伝によれば、神代の昔に五十猛命とともに天香山命と一言主命が紀伊国に天降り、名草山において「伊野止社」と称して崇められていたが、三韓征伐を終えて凱旋した神功皇后(息長帯姫命)が雄の湊(現和歌山市雄湊..
社伝によれば、神代の昔に五十猛命とともに天香山命と一言主命が紀伊国に天降り、名草山において「伊野止社」と称して崇められていたが、三韓征伐を終えて凱旋した神功皇后(息長帯姫命)が雄の湊(現和歌山市雄湊地区)に寄航した際に、日の御神が一言主命に命じて矢を射させ、その矢がこの地に落ち止まったために、皇后がその矢を拾って「射矢止八幡宮」を創祀、国家鎮護の神として崇めるようになったという。またかつては鳥居の傍らに「桜の井」という湧泉があり、役小角が当神社を信仰して顕密の法を修練したところであったという。
射矢止神社(いやとじんじゃ)は、和歌山県和歌山市六十谷(むそた)に鎮座する神社。六十谷と紀ノ川南岸有本地区の字新出、字船所の産土神。本殿背後に楠の巨木がある。旧村社。
品陀別命 息長帯姫命 天香山命 一言主命 宇賀魂命
旧村社
JR阪和線『六十谷駅』より徒歩5分 阪和道『和歌山北IC』より車で5分