いわやじんじゃ
京都府京都市山科区大宅中小路町67
本社の根源は、奥之院、また岩屋殿と称する本社後背山の山腹に座す陰陽の両巨巖である。これは今日の社殿様式のように、定まった参拝設備のなかった時代の石座信仰の名残であり、発祥は仁徳天皇三十一年と伝わる。..
本社の根源は、奥之院、また岩屋殿と称する本社後背山の山腹に座す陰陽の両巨巖である。これは今日の社殿様式のように、定まった参拝設備のなかった時代の石座信仰の名残であり、発祥は仁徳天皇三十一年と伝わる。後年宇多天皇の御世寛平年間に陽巖に天忍穂耳命を、陰巖に栲幡千々姫命を、また岩前小社に大宅氏の祖神として饒速日命を祀る。
岩屋神社(いわやじんじゃ)は、京都府京都市山科区にある神社である。近代社格制度では郷社。式内名神大社「山城国宇治郡 山科神社二座」に擬せられた時もあったが、現在は否定されている。天忍穂耳命と栲幡千々姫命、および両神の子の饒速日命を祀る。
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと) 栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと) 饒速日命(にぎはやひのみこと)
旧郷社
山科一之宮