ひのかすがじんじゃ
神奈川県横浜市港南区日野中央2-9-3
春日神社は人皇第七三代堀河天皇の御代、康和元年、武蔵守藤原成実卿護持の霊像が誠に霊験あらたかであったので、春日神社を創設し、安置したのが始まりであり、祭神は藤原氏の先祖天児屋根命であります。 ..
春日神社は人皇第七三代堀河天皇の御代、康和元年、武蔵守藤原成実卿護持の霊像が誠に霊験あらたかであったので、春日神社を創設し、安置したのが始まりであり、祭神は藤原氏の先祖天児屋根命であります。 康和元年といえば、西暦一〇九九年で、平成十八年現在、907年前であります。ご神体は当時の霊像が現存し、縦横二十糎位の一対の坐像で、素朴な木彫であるが、神々しい風格をそなえています。 創設後は領守や武将の信仰が厚く、しばしば領地や金穀の寄附がありました。 現社殿は、嘉永七年、時の地頭であった久世大和守源廣忠公の助を得て、名主高梨林右衛門氏が発起人となり、社殿の造営を起し、安政二年七月、今から一五一年前に完成をみたものであり、社殿は木造建築として、近郷にその比を見ない立派なものであり、社殿に付随する数々の彫刻は精巧を極めたものばかりで、誠に由緒ある神社であります。 春日神社は、春日神社「氏子会」規約により、保存運営がなされております。つきましては、この趣旨ご賛同のうえ、氏子会にご加入くださるようお願い申しあげます。
春日神社は、横浜市港南区にある神社である。日野四村(宮ヶ谷、宮下、金井、吉原)の総鎮守。
天児屋根命