商売繁盛や出世など金運の御利益があるとされる「一陽来復お守り」が有名。
社伝によれば、1062年(康平5年)、源義家が奥州からの凱旋の途中、この地に兜と太刀を納め、八幡神を祀ったという。
1641年(寛永18年)、山裾に横穴が見つかり、中から金銅の御神像が現れた。以来「穴八幡宮」と称するようになった。3代将軍徳川家光は、この話を聞いて穴八幡宮を幕府の祈願所・城北の総鎮護とし、以来、歴代将軍がたびたび参拝した。
【一陽来復御守で金運アップ!!】
江戸時代元禄年間より歴史がある、開運・金運にご利益があるという冬至の期間限定「一陽来復」お守り。
お守りは立体的な丸みのある筒状のもので、中にはお祓いされた「金柑」と「銀杏」が入っている。「金柑」と「銀杏」で“金銀”、そしてお守りの販売が開始される冬至の日といえば「柚子」=“融通”…つまり「金銭融通のご利益」があるとされる。
実際にこれを貼っている東京のお店は多く、毎年、自営業者や経営者などが大行列をつくる。また、某有名モデルもこの御守が効いてブレイクした。
「一陽来復」とは、「陰が極まって陽に転じること」。すなわち、「凶事が去って吉事がめぐってくること」という意味がある。
発売の初日が冬至というのも、1年の内で最も陽が短く、「陰の極まる日」から陽に転じていくという意味が込められている。
この「一陽来復御守」は一年のうち、冬至~節分の約1か月半しか販売していない。そのため、期間中は多くの参拝客が訪れる。配布初日の冬至や休日にはこの御守を購入するのに1~2時間待ちも。防寒対策が必要。
お守りを貼れる日時が決まっており、さらにどこにでも貼って良いわけではなく、方角や場所にもルールがある。
・日にち:冬至・大晦日・節分のいずれか
・時間:夜中の12時
・飾る場所:柱か壁の高い所(天井付近)で、その年の恵方に向ける
貼り方や今年の恵方が書かれた紙がお守りを購入した際に一緒に渡される。
一陽来復御守は家の壁に貼るもの以外にも、お財布などに入れられる懐中御守もある。
一陽来復御守:800円
一陽来復懐中御守:300円
【一陽来復の御朱印は通年いただける!】
実は「一陽来復」と書かれた御朱印が、1年を通していただけます。お守りが手に入らなかった人も、御朱印をいただいてご利益を得ましょう!
※一陽来復お守りの頒布期間(冬至から節分)は、御朱印は授与されないので注意。