りゅうとくいなりじんじゃ
山形県酒田市本町1丁目2-40
この稲荷神社は竜徳稲荷といいます。この辺りに住んでいた数人の漁師が、大漁満足と海上安全を祈願し、立谷沢の稲荷神社から神霊を勧請したと伝えられています。霊験あらたかなことから参詣者が多く、神社を中心に..
この稲荷神社は竜徳稲荷といいます。この辺りに住んでいた数人の漁師が、大漁満足と海上安全を祈願し、立谷沢の稲荷神社から神霊を勧請したと伝えられています。霊験あらたかなことから参詣者が多く、神社を中心に町が発展しました。それで神社名をとって稲荷小路としました。社殿は文政年間建立。桁に三匹の亀が彫られています。酒田に大亀が上がり、亀ヶ崎城になったという話があります。お城も近いし、縁起もいいので彫られたのでしょうか。稲荷神社の狐は神のお使いです。左の狐が巻物、右が宝珠という財宝をくわえている所が多いです。財宝の入った蔵の鍵を持っているところもあります。狐は子孫繁栄、五穀豊穣、商売繁盛、開運出世と何でも面倒見てくれます。酒田は個人で稲荷を祀っている家が多く、本当に稲荷神社が沢山あります。船玉大明神は船の守り神様と言われています。酒田に似つかわしい神様です。台座が船の形になってます。船大工が船を作るときに帆柱に四角な穴を開け、その中に神を納めました。酒田では船主が丑三つ時に白装束で誰からも気づかれないように、柱の下に女の毛髪、男女の人びな、さいころ、銭を納め、祭文を唱え船玉を祀りました。
稲荷神 宇迦之御魂神
酒田駅から徒歩14分
無料
無し