はぐろじんじゃ
山形県米沢市川井4661番の5
羽黒神社の祭神は、穀物の神様である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・石凝姥命(いしこりどめのみこと)の4柱で、川井地区の鎮守として信仰..
羽黒神社の祭神は、穀物の神様である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・石凝姥命(いしこりどめのみこと)の4柱で、川井地区の鎮守として信仰されています。 創建の由来は、庄内の羽黒神社(現在の出羽神社)を分霊したと伝えています。また、庄内から最上川と羽黒川を遡ってきた神木から、三体の観音像が彫られ、元木(根木(ねぎ))から作った像は川井の羽黒神社に、中木からの像は笹野の観音堂(羽黒社も祀る)に、先木からの像は関根の羽黒神社に納めたられたという伝承も残っています。なお、赤芝の羽黒神社にも同様の伝承が残り、元が関根、中が笹野、先が赤芝としています。 伊達時代には川井館(たて)(城)に住んだ伊達政宗の家臣・鬼庭良直(おににわよしなお)(左月斎(さげつさい))も羽黒神社を篤(あつ)く信仰したと伝えています。 現在の社殿は明治40年に再建されたもので、内には享保16年(1731)に米沢城下の貝沼彫刻師が作った古い獅子頭が安置されています。 例大祭は7月15日で、14日夕方から前夜祭が行われ、その際、お祓いを受けた葱が売られることから「川井の葱祭り」とも呼ばれています。
倉稲魂命・大己貴命・伊邪那岐命・石凝姥命の四柱
1573~1591年
7月15日
無料
有り