古い時代から武運長久(ぶうんちょうきゅう)の神様と祀られ、以来、土地の守り神として信仰されてきました。
創立については「石清水八幡神社御由緒」より、康平(こうへい)年間中(1058~1064)に源義家が創建。かつては現在より少し西の方に建ち、敷地は広大で一町八反歩程(現在の第七中学校敷地まで)、神楽殿(かぐらでん)、3階の塔「塔の越(とうのこし)」があり壮大な規模であったが、江戸時代に竹井が東西に分かれたため神社の維持が難しくなり荒廃、東の古郷部(こごうぶ)に八幡様を分霊。現在に至ります。
神殿の前にそびえ立つ御神木は杉で幹周りは7m程(根周り11m)あり、両側にある石灯篭は文政2年(1819年)の技、当社の長い歴史を見守ってきました。社殿後方に立ち並ぶ石宮・石碑は、上竹井にあった市杵姫神社(いちきひめじんじゃ)・山の神神社より移したもので、大正6年に石清水八幡神社に合祀(ごうし)されました。
現在の社殿は平成18年に再建。市杵姫神社から運んだ敷石を利用し参道の石畳を社殿まで伸ばしました。