あたごじんじゃ
山形県酒田市二番町2-13
酒田は火災の多い町でした。愛宕神社は、火伏せ・防火の霊験あらたかなことから勧請されたようです。ご神体の勝軍地蔵は奈良朝の名僧行基菩薩の一刀三拝の作とされています。源平合戦の時、近江国三井寺西谷の焼け..
酒田は火災の多い町でした。愛宕神社は、火伏せ・防火の霊験あらたかなことから勧請されたようです。ご神体の勝軍地蔵は奈良朝の名僧行基菩薩の一刀三拝の作とされています。源平合戦の時、近江国三井寺西谷の焼けた寺の中から白馬に乗った大将軍が光をなして飛び立つのを見て、その後をつけていくと、森の中に勝軍地蔵があったとされます。軍の神でもあることから酒井家歴代の藩主から尊崇をうけ、酒田大火で焼失する前の拝殿扉には、酒井家の紋が刻まれていました。永正15年、難破しかかった船乗り達が造営寄進をしています。昭和51年の酒田大火後、昭和54年に再建されました。
火産霊命
勝軍地蔵
旧郷社
酒田駅から徒歩12分
無料
無し